8月1日午前
本日は南さんが出場するクロマチック・ハーモニカ・ソロ(オープン)の決勝と、町田ハーモニカ・フレンズが出場するオープン・ステージ、受けようと思っているハーモニカ・ワークショップがハイライトです。
Kaine.Z社(上海凱恩楽器有限公司、Shanghai Kai En Musical Instruments Co.、Ltd.)製の吹き吸い式ホルン・ハーモニカ。
リベットの位置をよく見ていただくと、吹き吸い式であることが分かります。
試してみたのですが、穴と穴の間隔が広くて、時々無音になりやすい。音が出れば間違った時瞬間的に修正できますが、無音だと判断できなくて困るのです。
私が試作で作ってもらった吹き吸い式ホルンでは、穴と穴の間隔は短く、どこを吹き吸いしても音が出るので、上下式シングル・ハーモニカと同じ使い勝手になるのですけど。
同じく吹き吸い式のバス・ハーモニカ。
これも、リベットの位置を確認してください。
私は、スライド式クロマチックと同じ構造のバス・ハーモニカが欲しいです。以前、Brendan Powerさんに作ってもらったのは、通常より1オクターブ下のサブ・テナーと呼ばれるクロマチック・ハーモニカですが、バス・ハーモニカとして使うととても使いやすいです。バルブとリードが接触する度合が強くて、実用上今一ですが、ちょっと大型にしてもよいからそんなバス。クロマチックがあればよいと思っています。
吹き吸い式バス・ハーモニカの外観。
その刻印。
クロマチック・ハーモニカ・ソロ(少年)決勝の会場に入りました。
香港の奏者でCH-J-34番、「海底世界]を演奏。
ハーモニカ小合奏(オープン)決勝の会場に入りました。
笑顔の素敵な女性二人がクロマチックを担当。
気になっているBends Harmonicasを再訪。カバーの刻印が印象的です。ブラジル製で、新しいブランドですが、耐久性も高く、ブラジルの人達がかなり愛用し始めているとか。
ストレート配列、ショート・ストロークなのが気に入りました。
さらに興味を惹かれたのは、スライド。黒い色をしていますが、これはテフロン・コーティングがされているからなのです。12穴、14穴、16穴がありますが、16穴は売り切れだと言うので、帰国してからネットで購入することにしました。
このブースのオーナーと。イギリスから、ご夫婦でいらっしゃているようでした。
長野のMさんも記念に。
決勝を前に不安そうな南さん。落ち着いて見えるように振舞っているけど、実はノミの心臓なんですとは本人の弁。
ジャン・ラーブルさんとシンガポールの奏者が即興でアンサンブル。
そのうち私もバスを持って参入しましたが、写真を撮らなかったのが悔やまれます。シンガポール奏者が数字譜の合奏譜を持ち出してきたので、コード名を見ながら必死にバスを吹きました。
ジュニアの出場者。お兄ちゃんがピアノ伴奏をしていました。こんな可愛い子が「トルコ行進曲」を吹くんですよ。驚きです。
いよいよクロマチック・ハーモニカ・ソロ(オープン)決勝の始まり。
マレーシアの例の笑顔が素敵な奏者。
CH-O-23番。「Picture Of A Woman」を演奏。
香港の奏者。CH-O-26番。「Picture Of A Woman」を演奏。
香港の奏者。CH-O-30番。「Rhapsody in Blue」を演奏、中々のでき。
いよいよ我らがCH-O-37番、南さんの登場。「Miyabi」を演奏。うん、うん、演奏、演奏態度、アッピール度、すべて完璧。
演奏を終え、審査員に配った楽譜のコピーを返却してもらい、安堵の表情を浮かべる南さん。
これから審査結果発表までドキドキの時間を過ごすことに。
昼食に戻る途中で。左側通行の証拠写真にしようと思った一枚。