Super 64
S. I.さんの依頼。

数年前に買っておいたリード・プレートに付け替えたのだけど、音が出にくい個所があるとのこと。

分解して目視しただけで、上ヶ見が十分でないところがたくさんありました。それらを調整し、調律も行いました。ずいぶん鳴りやすく、フェイクも容易になりました。

このように、新品リード・プレートであっても、取り替えただけで済まないケースは自分の場合も含めてよく経験します。原因を考えてみたいと思います。

工場出荷前には当然製作段階で上ヶ見調整を行っているはずです。なのになぜ上ヶ見がガタガタになっているのでしょう。こにれは金属の形状記憶性に原因があるのではないかと思っています。自分で上ヶ見調整していても経験することがありますが、昨日調整しておいたのに今日は少しもとに戻っている。新品リード・プレート、さらには新品ハーモニカは工場出荷された後、倉庫滞在中や在庫期間中に、調整してあるリードの上ヶ見が調整前の状態に戻ったり、そんな極端でなくても少しだけ元に戻ったりするのかもしれません。

私自身は、新品ハーモニカを買った場合にはどのメーカーのものであってもすぐ分解して上ヶ見調整してから使います。
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by chromclass | 2014-01-26 12:13 | 修理、改造 | Comments(0)
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