Vermona製コード・ハーモニカ
以前オークションで手に入れたVermona製コード・ハーモニカの修理をしています。

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Vermona社は昔のドイツのハーモニカ製造会社で、クロマチック・ハーモニカ、バス・ハーモニカ、コード・ハーモニカなどを製造していたようです。コード・ハーモニカのコード配列はHohner社のAccordaと同じなのですが、一つのコード内の音の配列がHohnerと反対で、右から左へと例えばC E G Cと低音から高音へと並んでいるのです。コード音を複だけならそれでも大丈夫ですが、コード・メロディを吹くときにちょっと困ります。どうしてこうなっているかと想像するに、特許に抵触するのを避けるために取られた措置かと思います。


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構造的にはリード・プレートが中央で別れています。Hohnerの場合は長い1枚のリード・プレートが使われています。2枚に分かれていた方が作りやすいのだと思います。
もう一つの問題点は、バルブがサブタ皮でできていることです。アコーディオンで使われていますが、口で咥えるハーモニカの場合は、皮が水分を吸い込んで、何年も使っていると皮が硬くなってしまい、バルブの役割を果たさなくなってしまうのです。なので、バルブを全部交換することにしました。
しかし、リードの数は384枚、中々時間のかかる作業で、上の写真のようにようやく半分、メジャー側の1本の交換を終えました。
音色は中々よいようで、修理が終わった暁には、練習用のコード・ハーモニカとして十分活用できそうです。完成が楽しみになってきました。
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by chromclass | 2014-08-12 01:03 | 修理、改造 | Comments(0)
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