遠くはるばるフィラデルフィア州から先日のハーモニカ・アンデパンダン・コンサートに出演されたRさんが、ビブラートのレッスンに訪れてくれました。
昼食を挟んでレッスンがてらにハーモニカに関するいろんなことを語り合いました。そして彼女がすかっている珍しいハーモニカの写真を撮らせてもらいました。
NC 64 Concertharmonica。
オーストリアのFranz Chmel三達が開発した新しいクロマチック・ハーモニカです。
詳しい仕様は
http://www.chmel.at/nc64/specification.html
で見ることができます。
一週間に2本はリードを折ってしまう程練習していたChmelさんの要求を満たすように、丈夫、好リスポンス、音量大を満たすように作られているようです。現在世界で3人しか持っていないのだとか。
クロス配列の4オクターブ。
すべてが手作りで作り直されています。非常に高価だとか。さもありなん。ステンレス・リードはかなり丈夫で、端を大きく持ち上げてピンピンと鳴らしても、ちゃんと元に戻るくらいだとか。
演奏例がYuuTubeに載っかっています。