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コンテストの評価方法について
世界大会2005のコンテストは色々なカテゴリで競われます。AJHFのHPに結果を貼り付けていますので、カテゴリの種類についてはご参照ください。

各カテゴリには審査員が3名付きます。50点満点ですが、カテゴリごとに評価基準が異なります。

カテゴリー1,2
①演奏の正確さ 1-15点
②サウンド、トーン 1-10点
③ダイナミクス(音の強弱) 1-10点
④テンポ/タイミング 1-10点
⑤芸術性 1-5点
カテゴリー3,4,5,6,11
①演奏テクニック 1-15点
②フィーリング、解釈 1-10点
③サウンド 1-10点
④テンポ/タイミング/ダイナミクス(強弱) 1-10点
⑤芸術性 1-5点
カテゴリー7,8,9,10
①演奏の正確さ 1-15点
②グループ全体の演奏 1-10点
③グループ全体のサウンド 1-10点
 (トリオ、ハーモニカグループは特にバス、コードハーモニカを聴きます)
④テンポ/タイミング/ダイナミクス(強弱) 1-10点
⑤芸術性

結果発表から判断すると、3人の審査員の平均点として得点が出されています。評価は、

11-20点 Good(良い)
21-30点 Very Good(とてもよい)
31-40点 Excellent(すばらしい)
41-50点 Outstanding(ずばぬけて良い)

となりまして、それを証明する証書がもらえます。この得点の多い順に各カテゴリで3位までがトロフィがもらえます。また、全体での順位も付きます。

コンテストの評価方法について_a0009196_1454935.jpg
私の場合は36点ということでExcellentの証書をいただきましたが、順位としては8位に止まりました。上位3名がOutstanding、下位1名がVery Goodですから、かなりレベルが高かったと思います。2,3,4,5位に日本が入りましたが、それぞれFIH Japanで好成績を収めている方でした。皆若い人達で、ロートルの限界かも知れません。でも、Excellentの評価は誇ってよいと自負しております。

いやー、暗譜できるかどうか冷や冷やものでしたが、Jazz部門ですから本来はアドリブで勝負すべきものと思います。今回の出場者でアドリブをその場でやった人はいたのでしょうか。ちょっと疑問でした。

残念だったのは2位のT.H.さんの演奏が終わったとき、審査員から、そのアドリブは自分で考えたのかと聞かれたときに、余計な通訳をして「いや、先生のものです。」と答えてしまったことです。それがなければ1位になったのかなあと悔やまれます。

1位の演奏はそれほど印象に残らなかったし、ただ一人楽譜を見て吹いた人でした。ちょっと納得いきませんでした。
by chromclass | 2005-11-13 00:19 | | Comments(0)
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