昨日が退職1年目でした。私達の会社では60歳の誕生日を過ぎた半期の切れ目で退職するので、9月末が退職日だったのです。私は団塊の世代の一つ前なので、これからが段階の世代の本格的退職が始まったのでしょう。
退職するといろんな手続きが必要でした。
・退職金受け取り
全額受け取ると税金がかかるとかで、1/4は年金扱いにしました。
また、一部確定拠出年金で運用されているために一時金としての請求手続きが必要でした。
・失業保険受取
5ケ月間支給されるのですが、申請後、4週間毎に求職活動をしていることを証明しなければなりません。ハローワークに出かけて行って、端末から求職情報を閲覧することをその間に2回やって証明してもらえばいいのですが、1回は出頭する日に済ませ、あと1回は別途出かけて行くことになります。すぐ済むのでその後映画館で映画を見るということを続け、今までにないほど映画館を利用しました。出頭日を間違えたときは、あっさり求職活動をしていないものとされ、翌月も活動が続きました。でもありがたいです。
・厚生年金
裁定書を送付して認められると払われますが失業保険を請求するのが遅れた分、1回払われ、失業保険が払われている間は停止されます。失業保険が切れたことを報告すると、そこから3か月遅れで支給が再開されました。その間無給です。昨今の年金問題で心配になりましたが、働いた期間を見ると入社から退社までの期間がちゃんと記録されており、安心しました。その間、出向や海外勤務などありましたし、企業合併、社名変更などもありましたが、転職していないのでちゃんと会社に継続されて記録されていたのでしょう。
なお、全額が支払われるのは63歳からなので、あと2年間は細々とした生活になります。
死亡するともらえないわけですから、毎年生存確認のはがきが届いて返信しなければなりません。
・個人年金
60歳を過ぎると保険会社から振り込まれるようになりました。しかし80歳まで生きないと元が取れません。頑張ろう(笑)。
・確定申告
税金は自分で申請しなければなりません。インターネットで用紙をダウンロードして、医療費などの領収書を添付して税務署に提出。後日、戻し分が振り込まれました。今年からは、給料所得がなしになりますから、また書き方も変わりますね。
・住民税、固定資産税
銀行振込になっているので、自動的に引き落とされています。次年度からは住民税が安くなるはずです。
・健康保険
引き続き会社の健康保険に加入しているのですが、年一回の引き落としなので、金額を見るとびっくりします、すごい負担ですね。
・病院
会社の診療所で受けていた分を地元の病院通いにしましたので、窓口で診療費、薬代を支払わなければなりません。結構厄介なのと負担を感じます。健康保険の恩恵を受けていますが、健康であれば必要ないこと。健康であり続けたいものです。
・交通費
会社時代は定期券との差額を払えばよかったのですが、毎回全額負担で、この出費が大きいですね。Suicaにチャージしたのがすぐなくなります。つくづく会社のありがたみを感じるのは電車に乗るときですね(爆)。
これから定年後の定常生活に入ります。背伸びせずに、身の丈に合った生活をしていきたいと思っています。