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古い280のプラスチック・ボディ
Yahooオークションで古い280用のプラスチック・ボディを含む部品を入手したので、以前木製ボディをバネで壊してしまっていた古い280と組み合わせて、再生を試みました。先ず、リード・プレートを留めるボディのネジの穴が木製ボディと位置が違うので、リード・プレートに穴を開ける作業が必要でした。精密ドリルでなんとか穴を開けたものの、それを留めるネジが付いてこなかったので、以前SUZUKIからいただいたボルトを使うことにしました。しかし、ナットがないので、リードプレートにネジを切らなければなりません。そのための道具は持っていないので、ボルトを強引にねじ込む形でネジを切りました。この作業のおかげで手は豆だらけ、ところどころ出血という有様。もっとも、以前もこの形でネジを切ったことがあったので、何とかなるとは思っていました。

バルブがはがれてしまったものを元どおりにしたり、リード・プレートとマウスピースの間の隙間をなくすためのネジ穴の調節をしたりと、ようやくこの時間に作業が終わりました。

マウスピースの部品がよかったらしく、スライド操作が実にスムース。今後調律したりして、だんだんよくしていこうと思います。

このプラスチック・ボディはたぶんW.Romelさんの作ったもののようでした。Romelizationのローカル版を実践したことになりますか。
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by chromclass | 2005-01-31 02:01 | 修理、改造 | Comments(0)
HARMONICA HITS
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Jerry Murad's HARMONICATS

ハーモニカはジェリー・ムラッド(ミュラッドが近いらしいが)とそのハーモニカ仲間アル・フィオーレとドン・レスが1947年に爆発的なヒット・レコードを出すまでは現在の地位に達しなかった。そのレコードは「Peg O' My Heart」であり、これによってHohnerのマウス・オルガンは子供の楽器のレベルから脱し、プロの音楽家の楽器になった。

物語はすべて1946年(訳注:私の生まれ年だぞい)のユニバーサルレコーディング・スタディオで起こった。スタディオはシカゴのループのシビック・オペラ・ビルの中にある。ユニバーサルのl社長、ビル・プットナムは電気的な録音技術の開拓者であったが、シカゴ北部のヘルシング・ヴォッドビルのラウンジでハーモニカ演奏を聞いたことがあった。彼は個人的に彼らの美しくも魅惑的なアイルランドの小曲の編曲が好きだったが、エコー的な効果が欲しいと思った。1946年までにはそんな技術はまだ存在していなかった。
 彼は1週間ほど色々やってみたが、最後にあるアイデアを思いついた。彼はスピーカーを全面タイル張りの小さなトイレに置き、音はレコーディング・スタジオから分離され、エコーの効果を完成したマスターにミックスした。その結果は大ヒットとなり、3,500,000枚が売れた。それ以来、数え切れないほど模倣されている。

このMercury-Wingのアルバムを聞けば、15年後になってもジェリー・ムラッドとハーモニキャッツが依然としてダンス音楽の話題のトップ・クラスにあるかわかるでしょう。彼らは未だにレコードをヒットさせたマジック・タッチを保っています。

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この、トイレの話は大先輩から聞いた覚えがあります。

収録曲は

1.TILL I WALTZ AGAIN WITH YOU
2.MY HAPPINESS
3.NEAR YOU
4.HOLD ME IN YOUR ARMS
5.PACHUKO HOP
6.NIGHT TRAIN
7.BACK FENCE WAIL
8.YOU TELL ME YOUR DREAM
9.WHO'S SORRY NOW
10.LONG, LONG AGO

です。

10.は10 holesを使った演奏なのですが、佐藤秀廊先生編曲の「ロング・ロング・アゴー」に実によく似ています。佐藤先生がこれを聞いて編曲のヒントにした可能性は十分ありそうです。あるいは逆なのかも。いずれにしろ両者には関連性があるのは間違いありません。

1.、8.ではハーモネッタが使われているようです。知らないとアコーディオンと思うでしょうが。
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by chromclass | 2005-01-30 21:32 | 鑑賞 | Comments(0)
Arrt Dane(2)
Borrah Minevitchの続きを訳してみます。

Band
ミネヴィッチが最初にバンドを組んだのは1925年のことだった。1926年に有名なカーネギー・ホールでチャリティ・ショーのソリストとして演奏し、お客さんに驚かせることがあるといった。カーテンが開いてみると、30人ほどの少年がフォーマルな衣装を着て一流の音楽家のように手にハーモニカを持って座っていた。彼らは「深い河」を演奏し、大受けに受け、アンコールを要求された。それには大変満足したのだが困ってしまった。彼らはその曲だけしか練習していなかったから。
有名なカーネギーホールでの最初のハーモニカ・バンドの成功に元気付けられ、彼はハーモニカ・バンドは演芸場でもっと成功するに違いないと確信した。プロとしてやっていくときが来た。

見込み違い
1927年にシンフォニック・ハーモニカ・アンサンブルへの最初の誘いがかかった。クラシック風の名前からお客はクラシックの曲が聞けるものと期待していた。ミネヴィッチは多分Edwin Frank Goldman がブラス・バンドでやったのと同じようなことをしようとしたのだろう。しかし客は退屈しミネヴィッチはショーを止めてしまった。

ハーモニカ・ラスカルズ
Hebrew Orphans Assylim (H.O.A.)のショーで新聞のカメラマンがLou Delinと両手と肩に乗った3人の子供の写真を写した。彼らは第一次大戦時のユニフォームを着て、4人ともハーモニカを吹いていた。この写真は全国で掲載された。この写真を見てミネヴィッチには新しい演芸グループのアイデアが閃いた。2、3週のうちにミネヴッチはH.O.A.を訪れ、LouとCharles Snowマウスオルガン・オーケストラのリーダに面会した。彼はバンド・メンバーに紹介され、その一人Ben DanskyとLouがミネヴィッチに参加しないかと誘われた。

ボラ・ミネヴィッチとハーモニカ・ラスカルズは、ライバルがたくさんいるにも関わらず大評判となった。ライバルにはCharlie Snowのブロードウェイ・パイレーツ、Charles Benningtonのニューヨーク・ニュース・ボーイズ・ハーモニカ・バンド、Cappy Barrasハーモニカ・アンサンブル、Johnny O'Brienのハーモニカ・ハイハッツ、Murray Laneのハーモニカ・スキャンプスなど、他にもたくさんいた。ハーモニカ熱狂時代には米国のほとんどの市に一つ以上のハーモニカ・グループがあった。数年でミネビッチは100名以上の上手な奏者を集めた。有名なのはErnie Morris (未だに誰も真似できない)、Louis 'Fuzzy' Feldman (ミネヴィッチのお気に入りでchuggerと呼んだ)、Johnny Puleo(最小にして、当時最大のハーモニカを吹いた)がいる。

行方不明
ボラのラスカルズは大変有名になった。成功に次ぐ成功を重ねていた。ところが1932年6月にチュニスでの2日間の滞在延長時に突然「ボラ・ミネヴィッチが溺れた可能性がある。」という記事が主要な新聞紙上に掲載された。
S. Jay Kaufmanへの電報の中でミネヴィッチ夫人は夫がもう4日間も行方不明でありコルシカに到着してもいないので大変心配していると述べている。
ボラ自身はギャンブルに浮かれすぎて負けが込んだため、支払いのためにエチオピアのアベッシニアへ狩に行く途中であった。彼は娘の名前を付けた自分のスクーナー「リディア号」で帆走していた。1932年6月2日にニューヨークタイムズが彼が無事であることを伝えた。コルシカの乗組員が誘拐していたのであった。

続く(ことにしておこう)
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by chromclass | 2005-01-30 00:42 | Comical Play Club | Comments(0)
HARMONICAS WILD
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EDDY MANSON, His Orchestra and Harmonica Section

昔、ハモソの先輩から借りた日本版の原版のようです。懐かしい。

改めて聴いてみると、Harmonicaは一人ではなく、数人が参加している。表題もHarmonica Sectionということばが入っています。

そこで解説を読んでみるとCharles Leighton、Alan "Blackie" Shackner、Alan Pogson、Michael Chimesという当時のそうそうたるメンバーが加わっているのですね。彼らは多分Lavaliersのメンバーでもあるのでしょう。

収録曲は、

1.NIGHT BEAT
2.TOO MARVELOUS and THEME FOR STRINGS
3.FANDANGO
4.LINGER AWHILE
5.I COVER THE WATERFRONT
6.PICK YOURSELF UP
7.ROUMANIAN RHAPSODY
8.PRAIRIE BLUES
9.PAISANO
10.THE NEW GREY MARE
11.MY MELANCHOLY BABY
12.BOY ON A CAROUSEL

です。

3.は卒業した頃によく練習していた曲です。エキゾチックで楽しいです。7.はいろんな人が吹いているから、比較するのに面白そうです。そのうち、そんなページを作ってみたい。
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by chromclass | 2005-01-29 23:46 | 鑑賞 | Comments(0)
アルミ・プレートの古い古い280
Hohnerの古い古い280は、リード・プレートが真鍮ではなくてアルマイト加工したアルミニュウムになっています。また、リード・プレートの厚さが真鍮のものの1.5倍くらいあります。そのため、Super64Xで2重の真鍮のプレートが使われていますが、あれと同様の効果があるのか、息漏れの少ない、エアタイトな吹き心地になっています。

しかし、その頃のリードの質が悪いのか、どんどんリードが駄目になっていきます。特に中音域で顕著です。困るのは、本番で使ってみようとする度に控え室で吹いてみると必ず音が下がっていて、結局一度も本番では使えていないです。そのたびにリードをネジとボルトで留める方法で取り替えているのですが、もう4枚もその形に置き換わっています。そのうち全リードがそうなるのではないかと思える程。

リードを取り替えようとして観察すると、現在の280より短いリードが使われていたようで、結局Mellow Tone用のリードが丁度いいことがわかりました。また、現在のリードの先は端が丸みを帯びていますが、昔のは角ばったままなのに気が付きました。今の日本製クロマチックも角ばっていますね。Hohnerはやはり長い歴史の中で進化してきたのだと思います。

このクロマチックのカバーは長年のこすれからところどころ剥げて真鍮の地が出ています。A.M.さんもそのようなのを使っていますが、剥げているのは演奏中に滑らなくて、案外使いいいのだそうです。木製カバーにしたものも滑らないという長所がありますが、これもそういう意味でも使いやすいです。
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by chromclass | 2005-01-28 00:54 | 修理、改造 | Comments(0)
Harmonica Favorites
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George Fields With Orchestra And Chorus

映画音楽で活躍した人のようです。「Raintree Country」、「Ruby Gentry」、「The Naked Sea」、「Goodbye My Lady」などが挙がっています。「Ruby」ってあのRichard Haymanで有名になった曲ですね。映画ではこちらが吹いていたのですかね。そうとすれば、Haymanは、「グリスビーのブルース」のLarry Adler、「真夜中のカーボーイ」のToots Thielemansのような役目を果たした(ヒットさせた)のかもしれません。

収録曲は

1.HOT CANARY
2.J'ATTENDRAI
3.PIZZARIA
4.ON A LITTLE STREET IN SINGAPORE
5.LEFT BANK LOUIE
6.I'LL REMEMBER APRIL
7.NOCTURNE FOR THE BLUES
8.LOVER MAN
9.ADVENTURE
10.I'LL WALK ALONE
11.HELTER SKELTER
12.SENTIMENTAL JOURNEY

です。

なかなかしゃれた演奏をする奏者だと思います。以前はバッハ曲の多重録音でしか知らなかったのですが、映画音楽向きの音質なのでしょう。
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by chromclass | 2005-01-27 23:41 | 鑑賞 | Comments(3)
チューナーの電源
調律するときは当然チューナーを使っているのですが、ドジなことに電源を切り忘れて電池切れになることがしょっちゅうあります。今日もいざチューニングと思ってチューナーに手を伸ばすと、あーあ、またやってしまった状態でした(悔)。
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by chromclass | 2005-01-27 23:29 | 修理、改造 | Comments(0)
Time for Listening
a0009196_2394243.jpgwith Richard Hayman and his Orchestra

収録曲は、

1.THE TOUCH
2.SIMONETTA
3.THE CUDDLE
4.BACK STREET
5.APRIL IN PORTUGAL
6.SOMERSAULT
7.SPANISH GYPSY DANCE
8.MR. POGO
9.NO STRING ATTACHED
10.DRIVE IN
11.HERNANDO'S HIDEAWAY
12.PLYMOUTH SOUND

です。

1.は、実は「グリスビーのブルース」です。リチャード・ヘイマンさんがこの曲を演奏していると知らなかったので、これを聞いたときはとても驚くと共に心が暖まりました。9.は名前に反して唯一ハーモニカが入らずストリングスだけで演奏する素晴らしく速い曲。これをハーモニカで吹けたら素晴らしいでしょうが残念でした。ヘイマンさん自信の作曲なのですが。
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by chromclass | 2005-01-26 23:17 | 鑑賞 | Comments(0)
Toots in Holland
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Toots Thielemans,mondharmonica

見事にオランダ語で解説を書いてあるアルバムで、全く読めません。ということで、

収録曲は

1.Et maintenant
2.La Mamma
3.Midnight blues
4.Where are they now?
5.Light my fire
6.The jazz waltz
7.Sunny goodge street
8.Midnight cowboy
9.My chérie amour
10.Theme from Payton Place
11.Up, Up and away
12.The swan

です。

ただし、とても聞きやすいアルバムです。知ったメロディがたくさん出てくるからでしょう。例えば、12.は「情景」です。

3.ではかなり長い間10 holes diatonicで演奏が続きます。いわゆるブルース屋の吹き方ではなくてジャズ屋の吹き方になっているので、他の曲との違和感はありません。こんな吹き方ができるといいなと思いました。
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by chromclass | 2005-01-26 00:11 | 鑑賞 | Comments(0)
CONTRASTS...
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THE PROVOCATIVE MUSICAL GENIUS OF TOOTS THIELEMANS and his Orchestra

このLPにも口笛などについてエピソードが載っていますが、時間ができたらということで。。。

収録曲は

1.BIG BOY
2.SWEET GEORGIA BROWN
3.YESTERDAY AND TODAY
4.SUMMER SAMBA
5.SWEET AND LOVELY
6.SPANISH FLEA
7.MAKIN' WHOOPEE
8.ROYAL GARDEN BLUES
9.BLUESETTE
10.BLUE LADY
11.YOU BROUGHT A NEW KIND OF LOVE TO N\ME
12.CHEROKEE

です。

やはり、ほとんどCDで聞いている曲ばかりだと思います。
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by chromclass | 2005-01-23 13:12 | 鑑賞 | Comments(0)