THE CATS AROUND THE HORN
a0009196_235636.jpgJERRY MURAD'S HARMONICATS
RALPH MARTERIE ANDHIS ORCHESTRA

これは珍しく、ハーモニキャッツとジャズバンドが共演しているアルバム。バンドが単にバックをつけるのではなく、ハーモニカ・トリオを1セクションとして取り込んだような巧みな編曲がなされています。PERFIDIAのようななじみの曲で、トリオの数小節の後にバンドが数小節受け持つといった具合です。よく知った曲でも、新鮮な感じで聴けました。

収録曲は

1.THE CONTINENTAL
2.INDIAN SUMMER
3.WHAT IS THIS THING CALLED LOVE
4.FRENESI
5.HOOTIN' BLUES
6.BO DIDDLEY
7.PERFIDIA
8.ORCHIDS IN THE MOONLIGHT
9.AIN'T MISBEHAVIN'(I'M SAVIN' MY LOVE FOR YOU)
10.DANCING WITH TEARS IN MY EYES
11.CHRISTOPHER COLUMBUS
12.PACHUKO HOP

です。
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# by chromclass | 2004-05-29 23:57 | 鑑賞 | Comments(0)
セレソローサ/ハーモニカでポピュラーを
a0009196_234231.jpgこれは国内で売られていたので、神田の中古レコード店でよくみかけた盤です。ところがいざ買う気になって探しにいくとすでになく、しかも後続がなかなか来ない。結局、後輩が処分するときに譲ってもらったものです。

最初に聴いたのは学生時代で、ラバリヤーズというハーモニカ・グループ、エディ・マンソンというハーモニカ奏者にはずっとなじみがありました。

収録曲は

1.セレソローサ
2.剣の舞
3.ストーミーウェザー
4.小粋なワルツ
5.魅せられし心
6.私のペギー
7.ジャンバラヤ
8.メドレー
  グリーンスリーブス、アイルランドの子守歌、オーソレミオ、ウィーンの森の物語
9.ルーマニア狂詩曲
10.ノラ

です。

このうち、1.、3.、5.、6.、7.についてはハミングバードのレパートリーに取り入れていました。4.のコードソロ、楽譜を入手したいものです。9.は学生時代にとても興奮して聴いていました。
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# by chromclass | 2004-05-29 23:43 | 鑑賞 | Comments(0)
ポピュラーからジャズへ
実は明日、ブルース・ピアノ教室の発表会があります。といってもブルース・ピアノを習っているわけではありません。ブルース・ピアノの先生についてジャズ・ハーモニカの勉強をしているのです。私は前からハーモニカを習うのにハーモニカの先生につく必要はないのではないかと思っています。クラシックのピアノの先生のところへ行ってクラシック曲を学んでもいいのではなかろうかと。ジャズもその延長でジャズ・ハーモニカの先生につかなくてもジャズ・ピアノの先生に習えばよいのではなかろうかと。それで昨年の1月くらいから先生につきはじめて今度が2度目の発表会です。
昨年はまだクロマチックではなくて10 holesで「枯葉」を演奏しました。クロマチックよりはダイアトニックの方が簡単だろうと思ったもので。しかし、いかんせん自由なフレーズの中でない音を作って出すのはもどかしくてしかたない。それで、発表会後はクロマチックに立ち戻って練習を始めました。
前から「鈴縣の径」をやりたかったので最近はそれに絞っています。
まず、これまでのポピュラーとしてジャズ的なフレーズを書いてある楽譜を演奏するのとはまったく違うのに改めて気づかされています。
コード進行を書いてある紙を見ながらのアドリブ、すこしだけ出きるようになったかな。それでも時々どこをやっているかわからない迷子状態になってしまいます。
コード進行を覚えて、紙を見ないで演奏する、覚えたつもりでも変なリズムで吹くと小節の頭がわからなくなったりする。耳で伴奏の進行を聞くのが大事だとさとって、MIDI伴奏で繰り返し聞きながら吹く。
だんだんどこを演奏しているか場所はわかるようになる。よしよし。
しかし、コード進行として覚えて、原曲のメロディは思い浮かべなくていいのか。いやいやそんな事はないはずだ。Jensさんも常に頭にはメロディの進行があるといっていたではないか。やってみよう。ヒェー、メロディを思いながら違う演奏をする。大変だ!
でも、コード進行だけ覚えるより、曲の進行具合がわかるような気がする。
じみコンが迫ってきた。折角練習しているし、1週間後は発表会だ。ここはひとつやってみるかというわけで、じみコン向けに猛練習。うまく行くときもあれば途中立ち止まってしまうこともある。成功率30%ぐらい。
じみコンの待ち時間の間も不安はあったが、エイッ、やるしかない。
本番で立ち止まることはなかったが、コード進行にあったかっこいい演奏になったかはまた別。練習の途中でも前に覚えたりした鈴木章治のアドリブが時々思い出されて、なんとかっこいいのだろうと思ったりする。やれやれ、ちょっともたつきがあったが、曲全体の流れにはしっかりついていけた。耳練習の成果!やれやれ。
まあ、こんな経過の上での明日の発表会です。
ジャズに少しは近づいているとも言えますが、道ははるか彼方。また次の課題曲も決めなければなりません。がんばるっきゃない!!!!
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# by chromclass | 2004-05-29 10:58 | 演奏会 | Comments(2)
SKIN DIVER SUITE
a0009196_10413.jpg表題の「SKIN DIVER SUITE」は組曲形式になっていて、A面全部がこの曲です。作曲者で奏者であるLEO DIAMOND自身がスキン・ダイビングの愛好者であるとのことです。潜っているときの空気の泡の音などが曲の合間に効果音として挿入されます。海中でめぐり合うさまざまなシーンを表す曲のつながりになっているのでしょう。解説ではオットセイの踊り、海藻の森からの浮上、海神の岩屋、不吉な鮫の学校、人魚、イルカのダンス、蛸の導きで深海の喜びに達し、最後に海面までの上昇などのキーワードがあります。

残る全曲もLEO DIAMOND作曲とのこと。

収録曲は、

1.The Skin Divers
2.April Again
3.Melinda
4.Wendy
5.Reminiscing Interlude
6.Ride the Dark Hills Home
7. All I Desire

です。

1956年の盤です。

改めて彼の音色を分析すると、細かな喉の振動と口内の空間の形によってもたらされるようです。喉の振動が均等にずっと続くのがコツのようです。それに横滑りの装飾音などが加わると、なんとなく彼のような音になりそうです。また、ハーモニカは270を使った方が彼の音に近い音が出せます。
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# by chromclass | 2004-05-29 10:05 | 鑑賞 | Comments(0)
トリオ練習
a0009196_234852.gif昨晩は

リード M
バス  S
コード O

でトリオの初練習をしました。ハーモニキャッツ・ナンバーの練習曲をたくさん用意したのですが、いざ取り組んでみるとどれもこれも難しくて、結局2曲しか練習できませんでした。

・MY GAL SAL
・TENDER IS THE NIGHT

ですが、どちらもスローであまり馴染みのないメロディ、よくDb調に転調するので音を追いかけるのも中々大変、コード・メロディはどんなに簡単でもやっぱり難しいなんてとこでした。しかしどちらも通して演奏できるようにはなったので、次回が楽しみです。1ヶ月後になってしまうので忘れてしまいそうですが。次は少しアップテンポなものも練習に加えておきたいです。
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# by chromclass | 2004-05-28 23:50 | 練習 | Comments(0)
HARMONICATS Cat'S Blues
a0009196_233448.jpgeBayオークションによく出ているアルバム。1999年の発売。HarmonicatsのLPは多いですがCD化されているのは少ないので、貴重なアルバムといえましょう。

収録曲は

1.I'M CONFESSIN' THAT I LOVE YOU
2.TEA FOR TWO
3.SEPTEMBER SONG
4.RHAPSODY BOOGIE
5.IF I HAD MY WAY
6.DARDANELLA
7.VALSE BLUETTE
8.RITUAL FIRE DANCE
9.PEGGY O'NEIL
10.YOU ARE ALWAYS IN MY HEART
11.DANCE OF THE COMEDIANS
12.CAT'S BLUES
13.FANTASIE IMPROMPTUE
14.PEG O' MY HEART

です。

4.の出だしはチゴイネルワイゼンですが、途中からブギに変わります。11.の超速プレイはすごいです。お腹を曲に合わせて動かして見るのですが、とても追いつけません。ダイエットにいいかもしれません。10.のコード・ソロは有名ですが、10.でも見事なコード・ソロが聞けます。
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# by chromclass | 2004-05-28 23:35 | 鑑賞 | Comments(0)
ウエスタン集
a0009196_223741.jpgジョニー・ミュラーが1969年アルフレッド・ハウゼ楽団来日の際に録音したアルバム。

ハーモニカ ジョニー・ミュラー
ギター 木村好夫
前田照光とノベルティーシックス
編曲 田辺信一

東独プラウェン出身1914年6月15日生まれということだからまだ存命中なら90歳ということになりますが。

ハウゼ楽団はよくハーモニカを使いますがその奏者です。
写真で見ると特性のハーモニカらしく、大型でボタン近くの3分の1はハンド・カバー奏法用に穴がたくさん開いたカバーがついています。独特の音色もこのハーモニカによるところ大と思われます。色々なハーモニカを自作することで有名だそうで、別にナチュラル・フルートという楽器を作って米英仏の特許をもっているそうです。10.でこの楽器が使われています。

収録曲は

1.駅馬車
2.皆殺しの歌
3.いとしのクレメンタイン
4.遥かなる山の呼び声
5.ハイヌーン
6.ライフルと愛馬
7.ジャニーギター
8.OK牧場の決闘
9.誇り高き男
10.さすらいの口笛
11.帰らざる河
12.縛り首の木
13.遥かなるアラモ
14.夕日のガンマン

西部劇のテーマ集です。4.はハミングバードのレパートリーに取り入れていました。
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# by chromclass | 2004-05-28 22:38 | 鑑賞 | Comments(0)
HARMONICATS FEATURING HEARTACHES
a0009196_01313.jpgつい、シュレジンガーの猫あるいは精神分析学に出てくる猫の絵を思い出してしまうジャケット。多分、4.のThe Cat’s Meowを表しているのでしょう。猫の「ミャオウ」という鳴き声をハーモニカで表現した曲でした。

収録曲は

1.JUST ONE MORE CHANCE
2.NEAR YOU
3.HEARTCHES
4.THE CAT'S MEOW
5,SOUTHERN CROSS
6.HARLEM NOCTURN
7.HORA STACCATO
8.PEGGY O'NEIL
9.IT WAS ONLY MAKE BELIEVE

です。

7.は超特急の演奏です。マリンバも加わっています。8.はコード・メロディをフィーチャーしています。
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# by chromclass | 2004-05-27 00:14 | 鑑賞 | Comments(0)
じみコン
a0009196_0251.jpg今年もじみコンが派手に開催されました。
今年の演目は怪人X。
3曲通しで演奏する予定だったのに、本番ではMDプレーヤーが1曲ごとにストップする仕掛けのものだったので、ずっこけてしまいました。演奏しながら退場のはずだったのに、マイクのコードが短くて途中で止まってしまいました。また、正体は明かさないつもりだったのに、司会者からマスクを外して名前を名乗れと振られてしまいました。

などなど色々予定が狂ってしまいました。
前日、マスクを被って練習してみたところ、口の部分が狭くてオクターブ奏法ができないことがわかり、一部演奏を変えるハメになりました。今日は寒い日でしたが、舞台の上では照明があり、マスクでとても暑く、またマントまで着ているので終わってみたら汗ぐっしょりでした。

とりあえず、今年度は終了。さて、来年の演目を考えなくては。

写真はパートナーの顔がはっきりしないよう小さいものにしてあります。
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# by chromclass | 2004-05-24 00:04 | 演奏会 | Comments(2)
RENDEZ-VOUS IN RIO
a0009196_141933.jpgTOOTS THIELEMANS & SIVUCA

ハーモニカとアコーディオンという、似た音色の組み合わせ。でもそれなりにおのおのの楽器が自己主張していて、互いに埋没するということはないです。


収録曲は、

1.I JUST TO CALLED TO SAY I LOVE YOU
2.VAI PASSAR
3.SANDRA
4.IMAGIN
5.OUT OF NOWHERE
6.PELA LUZ DOS OLHOS TEUS
7.THERE’S NO GREATOR LOVE
8.LUS DO SOL

です。

4.はビートルズ・ナンバー。
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# by chromclass | 2004-05-22 14:20 | 鑑賞 | Comments(0)
夜のハーモニカ・ブルース
a0009196_123512.jpgクロード・ガーデン28歳頃のアルバム。

私のハーモニカ人生に決定的な影響を与えた一枚です。このテクニック、センス、音色、効果、どれをとっても素晴らしく大いに参考にさせてもらっています。

最初に出会ったのは学生時代の先輩のコレクションで、オープン・リール・テープに録音させていただいたものを何度も聞き、採譜したりしました。後に、学生時代の後輩がコレクションを処分するときに一枚含まれていたので譲ってもらい、今でもときどき鑑賞しています。

収録曲は

1.グリスビーのブルース
2.テキサス・ライダー
3.ホテル・ハピネス
4.心の傷あとのブルース
5.静かなる胸に
6.グリーンスリーブス
7.キャラバン
8.太陽はひとりぼっち
9.ヘイ・ベビー
10.ベビー・ジョン
11.野生の花
12.夜の旅

です。

1.、2.、7.、9は、ジェリー・ヴァン・ルーエンの楽団、8.は不明、その他はアラン・ゴラゲーと彼の楽団がバックを努めています。

3.、4.、5.、6.、10.、11.はレパートリーに取り入れさせてもらっています。
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# by chromclass | 2004-05-22 12:36 | 鑑賞 | Comments(0)
THE DEXIELAND ALBUM The Hotvill's
a0009196_11576.jpg1984年の発売。フランスのトリオ。

Michel Evain Chord、
Maurice Evain Bass、
Bernard DUBO Chromatic & Diatonic

このアルバムを聴いて驚いたのは、我が国のハーモニカ・トリオ「ハーモニカ・ライナーズ」、「ブルー・ハーモニキャッツ」、「ザ・ノーブランズ」などがレパートリーとしてきた曲と編曲が似ているものがあったということです。5.や11.がかなり似ています。どちらがどちらを参考にしたのか、はたまた共通の音源が別にあるのかは断定できません。

しかし、かなり上手なグループなんですね。30年以上前のアルバムですから今も活躍しているのかは疑問です。1989年の「Les Harmonichats]というアルバムではJean Labre氏と共演していますが。このアルバムの写真からは、バス・ハーモニカ用のおおきな箱が見えます。コード・ハーモニカも箱が付いていますが、ハーモニカの影になってよく見えません。電気ハーモニカを売り物にした初期の様子が伺えます。クロマチックはSuper 64の姿が見えます。

7.では10 holesも使っています。彼らのバンド名を付けた曲であることから、自信作だと思われます。10 holesもすごいんですね。フランスではクロマチックと10 holesの両刀使いが多いですね。最近のThollon氏も両方とも素晴らしいです。

収録曲は

1.TIGER RAG
2.DIANAH
3.HOW HIGH THE MOON
4.MUSKRAT RAMBLE
5.CARAVAN
6.WHEN THE SAINTS
7.HOTVILLE'S BOOGIE
8.DOWN BY THE RIVERSIDE
9.MAGIE
10.ALEXANDER'S RAGTIME
11.SWEET GEORGIA BROWN
12.DANS LES RUES D'ANTIBES

です。
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# by chromclass | 2004-05-22 11:58 | 鑑賞 | Comments(0)
夢積み上げて
小椋佳の「夢積み上げて」をじみコンで歌う方がおり、そのオブリガードのバック演奏を頼まれましたので、今夜採譜しました。オブリも中々カッコいいけど、メロディをそのまま吹いてもとてもハーモニカにマッチします。これまでもこの方と組んで小椋佳を数曲演奏してきましたが、どうも彼の曲はハーモニカによく合うようです。

当日本番前の数回の合わせしかできませんが、なんとかなりそうで楽しみです。

さて、原曲ではどなたがハーモニカを吹いたのでしょう。M先生ではなさそうなのでYさんかなあと当たりを付けていますが。

a0009196_102657.gif

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# by chromclass | 2004-05-21 01:13 | 編曲、採譜 | Comments(0)
OVERJOYED
a0009196_232346.jpgWilliam Galison

1958年ニューヨーク・マンハッタン生まれ、映画「ザ・アンタッチャブル」の音楽でで素晴らしいハーモニカを披露しているとあります。Toots ThielemansとStevie Wonderを尊敬しているとあります。このアルバムのタイトル、OVERJOYEDはStevieのヒット曲だそうです。最近は日本映画「星に願いを」の主題歌を演奏しているのですが、残念ながら私はまだ聞いていません。

彼の演奏はとてもハーモニカという雰囲気を醸し出すのが上手だと思います。ぜひ参考にすべきです。まだ一度も採譜していないのですが、そのうち取り組むべき奏者だと思っています。

この盤は見本盤のラベルが貼られていて、どこかの中古レコード店で見つけたものです。

収録曲は

1.LOOKS LIKE DECEMBER
2.WHEN I FALL IN LOVE
3.JULIA
4.ANTONIO'S SONG
5.OVERJOYED
6.SWEET LOVE
7.NO MORE BLUES
8.JUST THE WAY YOU ARE
9.NIGHT IN NEW YORK
10.CLOSE AS WE CAN GET

です。
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# by chromclass | 2004-05-19 23:24 | 鑑賞 | Comments(1)
超大物
a0009196_23033.gif世界を股にかけるハーモニカ奏者。


ところで、アニメーションもネタが尽きてしまいました。色んな人物に吹かせることはまだまだできるのですが、顔が変わるだけで、だからどうなのってなってしまうので。ヒトラーとかケネディとかリンカーンとかスターリンとかあるんですけどね。
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# by chromclass | 2004-05-19 23:01 | Animation Club | Comments(0)
時計
ブログ掲示板で時計を貼ることがわかってきれいな画像がでているのですが、Windows XPマシンで見ると、夜中に画像が出ていません。マシンの問題なのか、画像のサーバ側の問題なのか。今晩、再確認しましょう。

a0009196_95146.gif

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# by chromclass | 2004-05-18 09:52 | PC | Comments(2)
キャラクター
a0009196_163147.gifお待たせ、(誰も待っていない!)

ようやくハーモニカが吹けました。
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# by chromclass | 2004-05-16 16:32 | Animation Club | Comments(0)
GOLDEN VIBRATO by LARRY LOGAN
a0009196_155316.jpg題名にあるように、ビブラートに関するウンチクが書かれています。

質問は、ハーモニカの音色、ビブラートに関するものが多い。この楽器の演奏では基本的に2種類のビブラートが使われる。喉と横隔膜を使うものだ。甘いメロディを作り出す手の開閉は、実際にはトレモロ効果であって、真のバイブレーションではない。私は横隔膜のビブラートを使い、曲の感じに応じて喉のビブラートをある程度混ぜる。バロック時代の音楽はドビュッシーやバルトークの表現とはまったく違う音色が必要だろう。リードに圧力をかけないように、横隔膜よりはより細かい喉の動きを使わなければならない。

手はハーモニカに共鳴箱がないのを補うべきものだ。手の色々な位置はこの楽器から出る音の強さや音色に大きな影響を与える。この技法はもちろんビブラートと組み合わせてよい。前に述べたように手の開閉はトレモロ効果を作り出すので、熟練者によって微妙なニュアンスを出すために使われる。手の動きは平均していなければならず、さもないとまったく音楽的でない音になってしまう。ハーモニカ奏者にとっての舌はバイオリン奏者に取っての指と同じ目的を果す。バイオリン奏者が弦のある形を作るために押さえると同様にハーモニカ奏者は同様の結果を得るために舌で特定の音(穴)を押さえる。

以下略。


収録曲は

1.Romanian Fantasy
2-7.Roumanian Folk Dances
8.Ritual Fire Dance
9.Prelude a l'Apres - Midi d’un Faune
10.Tempo di Blues
11.Beau Soir
12.Melodie from Orfeo
13.Genevieve

です。

レコード用の選曲は豪華な食事のメニューを決めるようなものだ。お客の興味を繋ぎとめなければならない。そこで私は次のように選んでみた。
Debussyは最高のフランスワイン、スペインからdeFallaのスパイシーな味付け、ドイツの古い献立としてGluck、ニューオーリンズの食べ物Gershwin、幻想的なルーマニアのメイン料理CharginとBartok、そして食後のデザートとしてAdlerの軽いフラッペ。 -Larry Logan

さて、聴いた印象ですが、決して下手ではないのですが結構ミスタッチの多い演奏です。一流ではあるが超一流とはいえない気がします。

ルーマニア舞曲は転調しているため、手持ちの楽譜では合わせられなかったのが残念です。精霊の踊りはきれいな演奏です。喉を動かしてみましたがこれほど速く動かせないです。その辺はさすがというべき。
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# by chromclass | 2004-05-16 15:54 | 鑑賞 | Comments(0)
LARRY ADLER Harmonica Virtuoso
a0009196_123543.jpg18歳のときのエピソードが語られています。

報酬は$300だったが、Guy Lombardo and His Royal Canadians楽団の音楽はきらいだからその伴奏でソロするのは嫌だといって首になった。別の楽団での申し出もあったがそれも断った。その後パラマウントの親玉のWilliam LeBaronが面会を求めL氏の報酬は$40,000なんだよと説得したがそれも断った。私が好きなのはDuke Ellingtonなんだという理由で。LeBaron氏はあんたの好きな楽団を雇えるわけじゃないよと説明したが,1日ぐらい何とかなるんじゃないのといって帰宅した。首の状態は別に以前より悪くなったわけではない。夜中に電話がかかってきて、Ellingtonを雇ったよといってきた。私の$300のために彼らは$5,000払うハメになった。L氏に秘密にしておかなければならなかったので写真などは撮られず、誰もEllingtonが私の伴奏をしているとは知らなかった。私の報酬は$300から変わらなかった。

このアルバムはほとんど即興演奏で、毎回前と違った演奏になった。私はジャズ・ミュージシャンではないしなろうと思ったこともないが、ジャズを好きになるということ、ジャズ・ミュージシャンと一緒に演奏することの妨げになったことはない。 -Larry Adler


収録曲は、

1.How High The Moon
2.Blues in the Night
3.Girl Friend
4.Love for Sale
5.My Funny Valentine
6.Grisbi
7.Thus Can't Be Love
8.Summer Time
9.There's A Boat Leaving
10.Sophisticated Lady
11.Little Girl Blue
12.Genevieve
13.Begin The Beguine

です。

全体的に洗練された演奏で好きになれる一枚といえます。
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# by chromclass | 2004-05-16 12:36 | 鑑賞 | Comments(0)
LARRY ADLER and his harmonica
a0009196_114326.jpg3.と4.はwith Georgie Stoll and His Orchestra、その他はwith John Kirby and His Orchestraとなっています。前者は交響楽団、後者はジャズ・バンド。

10"盤です。
生い立ちが書かれています。1941年までは音楽はすべて耳で聞き取る方法でマスターし、かつ長目の曲も2回聞いて間違いなく演奏できたそうな。

収録曲は

1.ST. LOUIS BLUES
2.BLUES IN THE NIGHT
3.CLAIR DE LUNE
4.HORA STACCATO
5.BEGIN THE BEGUINE
6.HAND TO MOUTH BOOGIE
7.STAR DUST
8.THAT OLD BLACK MAGIC

です。

6.はアドラーが作曲しています。4.は中々いい前奏が付いています。この演奏は無茶速くはなく、ゆっくりした感じです。もう少し速くてもよい気がします。
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# by chromclass | 2004-05-16 11:44 | 鑑賞 | Comments(0)