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ビブラート談義
昨日は連休中にも関わらず、3人の方がグループ・レッスンで教室に見えました。

初めに音出しをしてもらって傾向を把握してから、初級曲集IIのハ長調の部分に書いてある音階練習と速吹き練習のやり方について説明をして、実践してもらいました。

その後はビブラートを中心に説明と練習を進めました。その中で、「誰々さんのビブラートはとてもきれいなんだけど、やり方を聴いても教えてくれないんです。」という話が出ました。この場面はたまたま私がその場面を見聞きしていたので状況はよくわかります。

で、それについて私なりの解釈をしてみたいと思い立ちました。さて、この方(Aさんとしましょう)はなぜ教えてくれないのでしょう。意地悪?方法論が企業秘密で教えない?いえいえそんな方とは思えません。私の感想はこうです。カラオケなんかを見聞きしていると、とてもきれいにビブラートがかかっている歌い方の人が時々いらっしゃいます。この人たちは、あまり意識しないできれいにビブラートがかかっているのではないかと思います。私が昔、ビブラートがかけられなかった頃、カラオケであんな風な歌い方ができる人は、ハーモニカを吹いてもうまくかかるのではないかなと羨望のまなざしで眺めておりました。私はといえば歌の方は全くダメで、今でもカラオケに行くのは大嫌いな方ですから、歌ってもピクリともビブラートはかかりません。

このように自然にビブラートがかかる人は、多分それをどうやってかけているのと聞いても、おそらく説明ができないのではないでしょうか。あくまで自然にかかるのです。ですから、Aさんもきっと聞かれても説明できなかったのではないでしょうか。ある意味、理想的なビブラートのかけ方だと思います。

という訳で私自身は長らく(25年も)ビブラート知らずで過ごしていたのでしたが、1994年、横浜大会の前の年にクロード・ガーデンさんが来日されたおりに講習会でビブラートのかけ方を教えていただきました。目からうろこが落ちるとはこのことで、あっという間にその方法がわかりました。

方法自体は当インターネット・クロマチック・ハーモニカ教室で解説してありますのでここでは述べませんが、かける原理は非常に簡単で、誰にでもできることなのです。ただし、それを実際の曲の中でうまく使うというのはそれなりの修練が必要で、一朝一夕にはできません。でも、方法を知っておくことはとても大事です。今後の音色の改良のベースとなっていきます。

昨日は、この原理を教えて、実際に音出しでビブラートをかける練習をしてもらいました。練習曲として「旅人・スナフキン」を使いました。色々やった後、「ロンドン・デリーの歌」をやってみてというリクエストがあり、やって見せました。同様に「アニー・ローリー」もいいですね。「母さんの歌」を二重奏でやって、2ndの人がビブラートをかけていたら、負けじと自分もかけるようにすると上達しやすいよとやり方をみんなでやってみました。

今年の夏の合宿では「クロマチックハーモニカらしい音の追及」と題して、同様の講習にする予定です。合宿の他の先生方の講義概要を見ても、私を含めて3人の先生方が「ビブラート」という項目が入っています。おそらく3名とも違うやり方を説明してくれるのではないかと思いますが、正解は一つではありません。それぞれのやり方でその人なりの音色が出てくるのです。よい機会です。3人の講義を聞いてそれらを比較できる、素晴らしい合宿になるのではないかと期待しております。
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by chromclass | 2013-05-06 09:32 | 技法 | Comments(0)
トリオできた、音色作り
初めてのハーモニカ

「こがねむし」のコード打ちの練習をしました。先打ち、後打ちなど、どちらもできるようになり、片やメロディも担当しました。私はポケット・バスを担当し、なんとかトリオ演奏にこぎつけました。この曲は短調の主要三和音だけから出来ているので、やりやすかったです。勢いをつけて「ふるさと」も同様にこなせました。こちらは長調の主要三和音だけから出来ています。

クロマチック・ハーモニカ

CDの音色を聞いているのだけど、どうやるかわからないというので、今日は音色作りに専念しました。いつものごとく前フェイク、後フェイク、中フェイクの説明と実践で、徐々に感じが出てきました。「ふるさと」でこれらを駆使して吹いてもらうと、中々いい感じです。ハーモニカらしい音になりました。

引き続き、強引に横隔膜ビブラートの練習に入りました。理屈は分かってもらえました。それを自分のものにするのは、よし、やってやろうという意欲ですね。期待します。
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by chromclass | 2012-10-01 23:22 | 草加教室 | Comments(0)
シンコペーション、出船
京急脱線事故の影響で千代田線も大混乱、30分も遅刻してしまいました。

中級

森本恵夫著「クロマチック・ハーモニカ教本」練習23シンコペーションによい題材があったので、時間をかけてじっくり練習しました。

初級

「荒城の月」二重奏は難しくて手に負えないと言うので、より簡単な」「出船」二重奏に切り替えました。まだ1stの練習だけですが、ハンド・ビブラートを交えてきれいな音を出す練習に精を出しました。「スローがいいんだよ。」との佐藤秀廊先生の言葉を思い出します。
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by chromclass | 2012-09-25 23:43 | お茶の水教室 | Comments(0)
楽譜に慣れる
初めてのハーモニカ

今日初めての方がいたので、楽譜の音の高さの読み方を説明して、やさしい童謡を何曲か声を上げて読むことをやってから、ハーモニカ(バイオリン・スケール)を吹いてもらいました。同様なのでみんな知っている曲ばかりですが、「桃太郎」で勝手な解釈で吹いていることがわかってきました。

それで、楽譜は音の高さだけではなく、音の長さも表してる、拍子の取り方はこうとまたまた基本に戻って説明と実践をしました。超初心者の場合は、これが必要なんですね。いちとにいと~とかあんまり教えたことがないので自分としても教え方の練習が必要かも知れません。

あまり童謡ばかりだとモチベーションが上がらなさそうなので、「遠くに行きたい」の練習を始めました。半音が出てきます。上の段を吹くという説明もしました。さて、ゆっくりしたところで拍子が数えられなくなります。次の講座の開始時間まで、精一杯練習しました。

クロマチック・ハーモニカ

久しぶりに講座が成立しました。なんと入院なさっていたとかで、体にあまり力が入らないとのこと。一人だけの講座になったので、あまりテクニックの高いものに挑戦する必要もないので、ハ長調「ふるさと」の二重奏をのんびりやることにしました。最初、1stを吹いてもらい、私が2ndを吹いてハモリを楽しみました。次に役割交代。休んでいた割にはしっかりと2ndを読んで吹けています。まあ、大分1stとは緊張感が違うらしいです。

ひとしきり病気の話などで時間を費やした後、きれいに吹く練習に入りました。ハンドカバー奏法を、手を動かすだけではなく、耳でビブラートがかかっていることを確認しながら吹く練習です。最初右手を動かしていましたが、クロマチックである以上、右手でボタンを押さなければなりません。たまたまハ長調なので今回はどちらでもいいのですが、左手を動かす必要性を認識してもらってひとしきり吹いてもらいました。いい感じ。次は温室です。口の中の形で深い音、浅い音が出るので、深い音を出すよう説明。実践してもらいました。

ついでに横隔膜ビブラートや喉のタンギングなど、よい音をいかに聴衆に届けるのに気を配っているかなどの話をしました。

時間一杯になったので、おしまい。病後でハーモニカが吹けるかどうかも心配されていたのですが、なんとか音を出せて一安心の様子。よかったです。
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by chromclass | 2012-05-21 23:36 | 草加教室 | Comments(0)
長野レッスン
上田あたりから除雪後の雪の塊が散見され喜んでいたところ、トンネルを抜けると真っ白な雪景色となりました。といっても天候は晴れ。長野市内はきれいに除雪されていました。

午前 クロマチック

「おさななじみ」を持参し、しばし練習した後アンデパンダン演奏会に先立つNHC研究会向けに「荒城の月」を練習しました。前に渡していた伴奏に間違いがあり、新しくしたものを送ってありましたが、コードで伴奏するうちに生伴奏の方がいいという話にまとまり、2月6日はコードで伴奏することにしました。

午後1 レスポワール

こちらはアンデパンダン向けに「ボギー大佐」の練習をした後、近々の演奏会向けに「学生時代」をしばらく練習して、また「ボギー大佐」に戻りました。
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練習しているうちに、取り入れるパフォーマンスの追及に熱が入り、一生懸命練習しました。舞台を意識した配置と、退場までの行程もしっかり練習しました。身体を動かすと、部屋が寒いのにポカポカと暖まりました。

午後2 クロマチック・グループ・レッスン

急に思い立って、「七つの子」を題材にハンド・ビブラートが耳で確認できるようになるまで練習しました。何度も何度もビブラートの速さ、深さなどを確認しながら練習するうちに、段々いい音が出るようになってきました。のこりの時間で、ハンド・カバー奏法についても耳で音が確認できるように練習してもらいました。

午後3が無いので、5時27分の新幹線で帰宅の途に着き、8時位には家に帰りつきました。
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by chromclass | 2011-01-29 23:23 | 練習 | Comments(2)
こちらも初レッスン
柏教室も信念を迎え、初レッスンです。昨年末に取り上げてほしい項目を挙げてもらったところ

・ハーモニカの構造、メンテナンス
・きれいな音色づくり
・やさしいジャズ
・カラオケ練習法
・インターネット教室の基礎編(後でFaxで届いた要望)

がありました。

本日は最初に「きれいな音色づくり」を取り上げました。これまでハンド・カバー奏法やハンド・ビブラートについて説明してきているので、今回は「耳」が大切であることを強調しました。手の動きに集中するのではなくて、出てきた音が、聞いている人にどう届くかを常に自分でモニターしながら吹くと言うこと。

まずハンド・カバー奏法から。一人一人にロングトーンを吹いてもらい、それが心地よいですかと問いかけながら、問題があれば修正していきました。そして「耳」を強調しました。また、合奏には向いていないこと、ソロでもいつも使うのでなくて、どこかで数小節使うようにすると素晴らしい効果が出ることなどを伝えました。念頭にあるのは、クロード・ガーデンさんの音色です。

次いでハンド・ビブラート。これも動かす速さが速すぎても遅すぎてもお客の心には響きません。一人一人、心地よい振幅になっているかどうか確認にして行きました。ここでも活躍するのは「耳」です。合奏にはこれの穏やかなのが使いやすいです。

次いで、横隔膜ビブラートの説明。ま、やり方はわかってもきれいな音色にするには私も3年もかかってるので、ゆっくり取り組んでいただきた。

また、喉ビブラートのデモとやり方の説明。これも時間がかかることでしょう。でも、やり方知ってると心強いはず。

舌ビブラートも質問に出たので、最近の教則本にも取り上げられていること、これこれの奏者が使っていることなどを説明しました。

いくつかのビブラートを同期させて相乗効果をだすことも説明。

でも、なんと行っても大切なのは「耳」でモニターしながら吹くことなんですよね。「耳」。

さて、まだ時間がたっぷりあるので、「カラオケ練習法」に入りました。教材として伴奏CD1枚、楽譜6ページを配り、その最初の曲である「ふるさと」を練習しました。全員で音を出すと伴奏が聞こえないので、小さな音で吹いてもらいました。そして3人や2人単位で吹く練習もしました。この伴奏CDはコンピューターで作ったものではなく、生ピアノが使われています。rit、 a tempoが当たり前のように使われています。したがって、ピアノ伴奏者の気持ちを読みながらメロディを演奏しなければなりません。今日の段階ではどの組もピアノ伴奏に置いていかれてしまってます。各人がじっくり取り組む必要があります。

で、次回はCDに入っている8曲から自分で選んでカラオケ伴奏で発表してもらうことにしました。引き続き、曲を変えながら数回続けたいと思います。

最後に、「インターネット教室の基礎編」から、8分音符の音階や16分音符の速吹き練習はかなりやってきているので、今回は3連符の音階練習です。ハ長調です。「ド」から始まる音階練習、「レ」から、「ミ」からをやっているうちに時間となりました。そこで「ファ」から始まる音階練習は「ド」から始まる音階練習の中に部分的に出ているので、ここまで練習しておけば十分という説明をして終わりにしました。効率よく取り組まないとね。

盛りだくさんな初レッスンになりました。今年もどうぞよろしく。
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by chromclass | 2011-01-12 23:56 | 柏教室 | Comments(0)
長野レッスン
午前1 クロマチック個人レッスン

NHCの新年会で披露する曲を「白い色は恋人の色」に決めましたので、その練習をしました。途中でAmからBmに転調するので、D調の音階練習と速吹き練習にしばし時間を費やしました。次いで曲の演奏に入りましたが、結構シンコペーションの多い曲ですので、再度アイウエオ・シンコペ攻略法(勝手に命名)を確認してもらいながら練習しているうちに、お昼の時間。また、来月に音合わせをしましょう。

午後1 レスポワール

名古屋で演奏会があるので、そのための曲「翼をください」を練習。もう暗譜しているので、立ってアーチ状に並んで、お辞儀から演奏、最後のお辞儀までを通して何度も練習しました。注意事項として、本番が近付いたためかみんな緊張で音が小さく、表情に明るさが見られません。楽しそうに、音量豊かに演奏してもらうように助言、回数を重ねるごとに大きな音で明るい表情に演奏するようになってきました。

残りの時間、3月のアンデパンダン向けに「ボギー大佐」の練習を数回やって、最後にもう一回「翼を下さい」を練習して時間となりました。

午後2 クロマチック・グループ・レッスン

今日は合奏における流しの楽しみ方を演題に「禁じられた遊び」を練習しました。当初、メロディをビブラートをかけてきれいに吹く練習をし、次いで2ndと3rdがきれいな和音で流しを演奏するためのビブラートのかけ方、ritやフェルマータのときの足の動き、指揮者がいるときの合わせ方、指揮者がいなくなったときのメロディ奏者の首の振り方など、盛りだくさんの練習をしました。幸い、流しで和音が変化していくサウンドの響き方いみんながとても喜んでくれて、うれしかったです。途中からコードとバスに持ち替えた人もいて、重厚な5重奏の演奏となりました。特筆すべきは、コード・ネームしか書いてないのに、バス奏者がその場でちゃんとバス音を出してくれたことです。初期のころに、バスの人はコード。ネームを気にしながら吹くとよいと伝えてあったのが立派に実を結んでいるなと感激でした。

さて、いつもより早めにおわり、お土産のお焼きを買って帰宅しました。
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by chromclass | 2010-11-20 23:53 | 練習 | Comments(0)
ド演歌向き奏法
ハーモニック・オムニバス向きの練習曲第2弾「有楽町で逢いましょう」のメロディをやってもらいたいので、大袈裟な横隔膜ビブラートの方法を伝授しました。やり方は理解できたようです。森進一の歌い方みたいな感じですね。

ただ、技法を伝授しても、それを演奏に生かすことができるまでには相当な自覚と練習量が必要なんですね。来年6月まで半年以上ありますから、本番でカッコよく使えるようになるといいな。

因みに、「恋の季節」で後フェイクを伝授してあったのですが、結局は本番ではものにならなかったです。
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by chromclass | 2010-11-18 15:37 | 練習 | Comments(0)
ハンドビブラート
ハンド・ビブラート(ハンド・カバー・ビブラートではありません、念のため)はハーモニカを前後に揺らせて強弱のビブラートを作り出します。

これまでも教室で何とかうまくやってもらおうと指導してきましたが、中々習得してもらえません。

先日ダンスの休憩時間中に考えていて、はたと気付いたことがありました。それを柏教室で黒板上に描いてみました。
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手を揺らしてというと、大方の生徒はまずハーモニカを離す、近づけるの連続で手を動かします。で、自分の動かし方をもう一度よく考えてみると、ハーモニカを近づける、離すという風に動かしているのが感じられました。なるほど、そこかと閃きました。

横隔膜ビブラートのかけ方を考えてみると、

わうわうわうわう(強弱強弱強弱強弱)

と16分音符位の速さで強弱を出すわけです。ハンド・ビブラートでも、強弱の波を作るには、ハーモニカを近づける(唇に押し付ける)、離すの繰り返しでなければなりません。自分では無意識にそうやっていたのですが、生徒さんが離す、近づけるとやっているのを見過ごしていたのです。離す、近づけるでは一生懸命ゆっくりと動かしてくださいと言っても、ゆっくりの動きには中々ならなかったのです。それで逆に近づける、離すの繰り返しにしてもらうと、すぐにゆっくりした動きになるようです。

これですよ、これがコツなんですよ。

ハンド・ビブラートは森本大先生が達人で、あの素敵な音色が生み出されるのですが、大先生の場合はさらにそれと横隔膜ビブラートを同期させてよりきらびやかなビブラートを生んでいるように思っています。私自身、それに近づけるべく努力しています。

コツをつかんだら、ぜひ「ふるさと」をゆっくりしたテンポで吹いて、ビブラートを効かせて下さい。聞く人を感動させること請け合いです。他のゆっくりの曲にもどんどん応用してください。
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by chromclass | 2010-10-27 23:59 | 技法 | Comments(0)
横隔膜ビブラート
最近、問われるともなく、あちこちで横隔膜ビブラートの手ほどきをしています。私自身、クロード・ガーデンさんに教えてもらうまで4半世紀ほどできなかった技法なのですが、手ほどきは30分もあれば伝授できます。実際、みなさん横隔膜をすぐ動かすことができるようになります。

ただし、それを曲の中で音楽的に適用できるようになるには、半年から3年ぐらいはかかるのではないでしょうか。絶対モノにするのだという意志がなければ、中途でおろそかにしてしまうでしょう。マスターするには、強い意志を継続的に持ち、練習に励むことだと思います。

そうすれば、あの「ふるさと」でさえ、素晴らしい響きとなって聴衆の胸に届くのです。期待しています。
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by chromclass | 2010-02-14 12:37 | 技法 | Comments(0)