10年ほど前にebayオークションで手に入れたものですが、実際に演奏したことはありませんでした。そこで音を確かめるとかなり音程が狂っている様子。調律とバルブ何枚かを交換してちゃんと音が鳴るようにしました。
この楽器、コードモニカ II はメロディを吹くための楽器ではなくて、伴奏用のコード・ハーモニカになります。ネットで
調べると発明者はChem-bar Huangさんで、1960年代にHohner社から売り出され、1980年代前半には販売停止となったようです。筆者が学生だった頃は銀座の楽器屋さんに並んでいました。
キーはC、E、 F、G、 Aの拡張が用意されていたようです。写真のものはG調のものです。
出せるコードは6種類で、スライドが2枚用意されているので、C調で言えば次のようになります。
吹:C 吸:G7
スライド1と吹:F 同吸:F#dim7
スライド2と吹:Am 同吸:Dm7
このハーモニカはG調であるため、G、D7、C、C#dim7、Em、Am7の6種類のコードが出せます。
これから実践用に適した曲を探してみなくては。