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Chordmonica II
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10年ほど前にebayオークションで手に入れたものですが、実際に演奏したことはありませんでした。そこで音を確かめるとかなり音程が狂っている様子。調律とバルブ何枚かを交換してちゃんと音が鳴るようにしました。

この楽器、コードモニカ II はメロディを吹くための楽器ではなくて、伴奏用のコード・ハーモニカになります。ネットで調べると発明者はChem-bar Huangさんで、1960年代にHohner社から売り出され、1980年代前半には販売停止となったようです。筆者が学生だった頃は銀座の楽器屋さんに並んでいました。

キーはC、E、 F、G、 Aの拡張が用意されていたようです。写真のものはG調のものです。

出せるコードは6種類で、スライドが2枚用意されているので、C調で言えば次のようになります。

吹:C 吸:G7
スライド1と吹:F 同吸:F#dim7
スライド2と吹:Am 同吸:Dm7

このハーモニカはG調であるため、G、D7、C、C#dim7、Em、Am7の6種類のコードが出せます。

これから実践用に適した曲を探してみなくては。
by chromclass | 2013-07-31 18:07 | 修理、改造 | Comments(1)
Commented by chromclass at 2013-08-03 14:17
循環コードだけでできている「さらば青春」の伴奏に十分使えることが分かりました。
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