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Super 64X その2
2本目のSuper 64Xに取り掛かりました。3番のBbがビリビリするとのこと。リードが壁に触れている。少し左右に動かすと簡単に動く。つまり、リベットで留めてあるリードがグラグラしているのです。しっかり留まっていないから、音程も低くなっています。リードを削ってもすぐ下がってくるのでリード交換することにしました。まずリードをバルブを剥がし、道具でリードを外しました。新しいリードの取り付けはいつものように小さなボルト・ナットです。

ここでいつもと違う問題が。3番はまだリード・プレートが2重になって分厚い部分です。したがってボルトの長さが少々足りません。いつも以上に裏の穴の周りを道具で削って、ボルトが深く収まるようにしました。ボルトを穴に回転しながら入れていく過程で、長い分抵抗が大きく、あれっと思うまもなくボルトがネジ切れてしまいました。2本目のボルトを慎重に入れ、今度はリードをナットで留める段階で、あちゃ、ナットの溝がバカになってしまい、もう1個ナットを使ってようやくリードを留めました。バルブを貼り直して鳴らしてみると多少音程が低いので、これは鑢で修正しました。

外の音を試すと、いくつか音程が下がっていますのでそれぞれ調律して再組み立て。調子はよいようです。

最低音4番のBの音が出にくいとも書いてありますが、上げ身を観察しても自分で吹いても特に異常はないようです。吹き方の問題なのかもしれません。

以上で修理は終了としました。
by chromclass | 2005-04-23 00:23 | 修理、改造 | Comments(0)
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