12月8日(日) 午後 アンコール・トム
午後3時にマイクロバスの迎えが来て、アンコール・ワットの北に位置するアンコール・トムへ。ここはワットと異なり、周囲3kmの城壁に囲まれた城塞都市です。入口は東に2つ、南西北に一つずつあります。
門の上は塔になっていて、東西南北を向いた四面観世音菩薩が刻まれています。
まずは南大門から入ります。小さなマイクロバスなので、そのまま入っていけます。
中心部にはバイヨンという大寺院が位置します。仏教とヒンドゥー教混合の寺院です。
近づくと小さな水面があり、写し出されてきれいです。
内部を歩き回ります。とにかく、あちこちに四面観世音菩薩が彫られています。
まっすぐ見通せる通路の向こうにも。
各尖塔にも。
デヴァダー(女神)。
残っている仏像。
バイヨンを通り抜けました。
仏像のある建物。
バプーオンが見えてきました。
ちょっと高いところから参道を見る。
20世紀初めにはほとんど崩壊していたそうですが、51年の歳月をかけて修復されたとのこと。
黒い石の部分は釈迦の涅槃像で、左が頭部になります。
上部に上る階段と降りる階段があって、ここは降りる方。かなり険しいらしい。
王宮の近く。ピミアナカス寺院。王宮自身は木造であったため、何も残っていない。
王の沐浴場。男池。
道を隔てて、坊さんの沐浴場。女池。実際、若い僧たちが泳いでいた。
ライ王のテラスへ通じる道。
ライ王のテラスの上にあるライ王と呼ばれる像。レプリカだそうな。このテラスの壁面には正常な像、ライに罹った像などの彫刻がびっしりと彫られています。
ライ王のテラスから眺める長さ300mの象のテラス。閲兵式の席として使われたらしい。
壁面に象が彫られています。
12基の塔が並んでいます。裁判で使われたとか。閉じ込めると、罪人は病気になってしまうとか。その中央から、勝利の門(東側の門の一つ)へと続く道があります。
広場には日立の木のような大きな木がありました。マイクロバスはここで待ってくれていて、夕方の軽食を摂りに市内へ戻りました。
パンとコーヒーの軽食をいただきました。この席は天井からワイヤーでぶら下がっていて、ゆらりゆらりと揺れます。ロマンチックな雰囲気が醸し出されることでしょう。
この後シェム・リアップ空港でガイドさんと別れ、ヴェトナム航空VN0838便でハノイへ。またハノイ空港から乗り継ぎでヴェトナム航空VN0310 便で成田へ帰着しました。成田空港で日の出が見られました。9日(月)朝7時。