中級
「Shuffle Time」の練習をして、ガイド・メロディがない時にずれてしまう問題を克服すべく色々試しました。結局練習に充てる時間が取れていないというのが大きな問題のようです。
少し肩の張らない曲で、スイング調の「おさななじみ」の楽譜を渡しました。途中でC調からC#調に転調するのですが、とても驚いています。この方は12調子すべての音階練習をこなしているのですが、#7個のC#調なんて見たことがないというのです。そうですね、ジャズや音楽理論の本では#やbは6個まででC#調というのは異名同調のDb調として扱われますからね。ところがクロマチック・ハーモニカの世界ではボタンを押せばC#調になるという構造をしているものですから、C#調はポピュラーな調なのです。そんな世界を知ってもらうのも講師の勤め。ま、理論を知らない初級の人にとっては何の驚きもなく受け入れられたのですが、理論を勉強したので逆に驚かれたようでした。
初級
「灯台守」の合奏をしました。2ndパートがかなり怪しいので全員で2ndパートの練習をしました。これで自由にメンバーを分けて二重奏の練習ができるようになりました。次いで任意の二人でペアを作って次々に二重奏をしました。
残りの時間で、ハーモニカの持ち方が全員バラバラなので、格好の良い持ち方を追求しました。次に音色アップの取り組みです。何度もやっているハンド・カバー、次にハーモニカを前後に動かすハンド・ビブラート。これは初めての説明になります。強弱だけで音程や音色の変化はないので、合奏に適したビブラートであることも伝えました。
最後にふと思いついて、3月のアンデパンダン・コンサートに出てみないかと誘ってみました。メンバーが議論や相談の末、最終結論として「みんなで出れば怖くない」に到達しました。なので応募することにしました。また新たな段階に踏み込めて楽しみが増しました。
帰路、銀杏がとてもきれいでした。