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ニュー九輪アップ・アンサンブル祝賀会
昨日は今年度日本ハーモニカ賞を受賞した「ニュー九輪アップ・アンサンブル」の受賞記念祝賀会でした。クロマチック2本、トンボのダブルバス1本、バス1本、コード1本という5人編成のアンサンブルで10数年のキャリアがあるグループです。途中、メンバー交代などもありましたが、よく続いています。

この手の祝賀会のよいところは、これをネタによそのグループも演奏機会を持てることです。ただし、出演順に大きな意味があります。お酒が出るパーティですので、出番が最後の方だとずっと飲まないで待機していなければならないのです。それで、出番が最初の方だとラッキーって感じになります。

主役の「ニュー九輪アップ・アンサンブル」は最初に演奏、しかし最後にも出番が設けられているので、そうそうハメを外すわけにもいきません。ある意味、お気の毒。

私達はThe Herbs、ハーモニック・オムニバスと続けて演奏したあと、十分飲み食いする時間がありました。料理が多くて食べきれないほど。皆さんの演奏を聞きながらリラックスできました。

さて、本当の最後の演奏は森本先生の複音ソロでした。いつものごとくユーモアあふれる挨拶と素敵な演奏、そしてアンコールにも応えられました。

終わった後森本先生と雑談を交わしました。最近、NHKのBSで寅さんシリーズの予告編をやっていますが、ときどき森本先生のクロマチックが流れることを話題にしました。録音の様子を語ってくれましたが、映画ができてから、シーンの場面を見ながら演奏するのだそうです。指揮者はいるのです。シーンの初めと終わりが演奏と一致しないと何度でもやり直すので、もう、録音は一日がかりで大変だったということでした。現在はデジタルの時代なので、音程を変えないまま演奏時間を延ばしたり縮めたりできるし、間違った部分だけ入れ替えたりできると思うのですが、アナログ時代はそうもいかなかったのでしょう。

小椋佳の伴奏の話も出て、「さらば青春は僕吹いたんだよ。」ととてもうれしそうにおっしゃいます。もちろん承知しておりまして、ハミングバード時代、小椋佳を歌うなどで、何度も使わせていただいています。
by chromclass | 2005-07-31 23:17 | 会合 | Comments(0)
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