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音の柔らかさ
レッスンの終わりになって、「どうも先生の音は柔らかくって。中々そんな音は出ない。」と感想がもらされました。
さて、音の柔らかさの本質は何なのでしょうか。

まず考えられることは、口の中の空間の広さにあると思います。口の中の空間は吹いていると段々狭くなってくるものですが、そこを頑張って広く保つのがポイント。広い方が音はその中でよく反響してくれます。お風呂場で吹いたり、トンネルで吹いたり、」教会で吹いたりすると驚くほど音が良く反響してくれます。口の中の限られた空間ではありますが、そこを広く保つと、狭い口よりは反響音が出るのだと思います。

もう一つはレガートさにあるかと思います。初心者の人は吹く音と吸う音が中々滑らかな切り替えができません。熟練者は吹く音と吸う音の切り替えが非常に短い時間の中で起きています。では、どのようにしたらこの切り替え時間を短くできるのでしょうか。私は過去、ホームページのお話の格言集の中で

  レガートの上達には速吹き練習

というのを上げています。その説明には

  速吹き練習というと速く吹くための練習ではあるのですが、おかげで横隔膜を動かす筋肉が鍛えられて吹きと吸いの間隔が短くなります。これがスラーがかかったレガートの滑らかな演奏にとても役に立つんです。

と書いています。当初、速吹き練習は速吹きのためとだけ考えていたと思いますが、あるとき、これがレガートに役立っているんだと気が付いた次第です。
by chromclass | 2016-07-20 10:54 | 技法 | Comments(0)
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