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Chordmonica I
オーストリアのB氏から、一時期Hohner社から発売されていたChordmonica I のCD付き教則本をいただきました。

Chordmonica I は、クロマチック・ハーモニカのようにボタン付きで、CのハーモニカでいうとC、G7、F、Cdim7の和音が出るようになっているハーモニカです。次のような配列をしています。

吹 C E G C C E G C C E G C
吸 D F G B D F G B D F G B
ボタンを押したとき
吹 C F A C C F A C C F A C
吸 C D#F#A C D#F#A C D#F#A

メロディを吹きながらベースを入れる演奏をするときに、主要3和音が使えるので、普通のクロマチック・ハーモニカでベースを入れるよりはまともな音が出せます。しかし、半音を駆使した転調などできませんから、クロマチック(半音)・ハーモニカではなく、ダイアトニック(全音)・ハーモニカの部類に入ります。

この程度の配列の違いであれば、C調のクロマチック・ハーモニカのリードを削れば作れそうなので、練習用に使っていたボロボロの270を土台にして作ってみました。

結果良好ですが、C調のハーモニカは音が高いと感じられます。A調、G調などで作れば落ち着いた感じの音になりそうです。今度は、A調で作ってみようと思っています。

Chordmonica I_a0009196_93736.gif

by chromclass | 2004-07-08 09:38 | 修理、改造 | Comments(1)
Commented by chromclass at 2004-07-12 10:48
A調で作り終わりました。まあ、1本作ればどれも似たようなもんですが、音が低い分、落ち着いた感じになります。
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