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銀製クロマチック・ハーモニカ
銀製クロマチック・ハーモニカ_a0009196_21324710.jpg

上から、
CBH-LIKE Cover、
黒檀ボディ
銀製

Polle、
Silver Concert
Renaissance





銀製クロマチック・ハーモニカ_a0009196_21331142.jpg

香港の会場に展示館があって、その中にいろいろなハーモニカが展示されていました。

銀製のPolle、Silver、Harmonica Art、Renaissance(銀でない)が並べてありました。Harmonica Art社の人が立っていたので聞いたところ、Silverよりは精密だとのことでした。

値段付けを比較すると、Harmonica Artsは$4,800で、日本でいうSilverの価格に比べて安いと思ったのですが、香港のSilverの値段と比較すると、むしろ高く設定されていることに気が付きました。とすれば、かなりの自信作であろうといえます。この際、買って見ます???

別途、Harmonica Art社は黒檀ボディのもの、真鍮ボディのものを展示していました。真鍮ボディのはどうなのか聞いたところ、あまりよくないという。銀と真鍮でどこがどう作用して音色に反映されるものやら見当も付きませんが、真鍮でよいのではと思っていた気持ちには水をかけられた思いです。本当、どうして違うのでしょう?????
by chromclass | 2004-08-11 12:14 | 修理、改造 | Comments(4)
Commented by きんちゃん at 2004-08-12 01:27 x
>この際、買って見ます???

買いましょう!買わなければ!買うべきです!
Commented by きんちゃん at 2004-08-12 16:11 x
>銀と真鍮でどこがどう作用して音色に

ブラスって言うぐらいだから、元々は真鍮で作られていたのでしょうし。今も管楽器の主材料として使われていますね。 只、生地そのままでは直ぐに錆びますから、表面をクローム、ニッケル、銀、金、などでメッキしています。(その薄いメッキ材の違いでさえ、音色は確実に変化します。)

ボディー材となれば尚更で、その金属の持つ固有の音質が反映されるようです。(素人には不明ですが、質量差による音伝播速度の違いなのか?)

>Renaissance(銀でない)

ごぞんじのようにステンレス材なんですが、構造の違いも有るでしょうけど、、、銀製のH/Silverのような柔らかさが出ないんです。やはり、硬い材質からは固い音がします。

音質的には、銀が一番柔らかいようです。只、柔らかさの反面、エッジのシャープさも出ないので、よりハリの有る音質を求める(派手趣味)な方は金を好まれるようです。

参考として↓

http://www.muramatsuflute.com/japanese/j-flute-lineup/material.html

Commented by chromclass at 2004-08-27 23:58
香港のフォーラムで黒檀ボディのクロマチックについて感想が書かれています。

http://www.hkharmonica.org/forum/viewtopic.php?t=78

最初の印象はかなり悪いものだったが、これはHohnerのシルバー用の調律がとても悪かったためであった。しかし、調律を済ませてみると素晴らしいものになったのでびっくりした。

元のシルバーの輝く音色はそのままに、金属的な響きがなくなり、柔らかく大きな音がする。愛用のHeringが比較して薄っぺらく聞こえてしまう。

金属製のものより軽くて吹きやすく、半日で吹きこなせるようになるが、長く吹き続ければより惹き付けられる。素晴らしい。これを吹いてみれば全奏者がハーモニカはこうあるべきだと思うだろう。

リードプレートは調律でよくなったが、高音のEが2、3回の演奏で下がってしまって、リード交換が必要だ。

シンガポールの楽団でテナーパートを担当しているので、テナーのリード・プレートが届くのが待ち遠しい。

てな感じで満足しているようすが伺えます。また、リードプレートの品質には不満が多そうです。何とかしてよ、Hohnerさん!
Commented by きんちゃん at 2004-08-28 22:21 x
私が、抱いていた予想通りの感想です。(反面、ちょっと良すぎる気も)

一度、試奏したいのですが、やはり香港まで出かけないとね……。
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