CLAUDE GARDEN
1994年の収録。alexandraというのはClaude Gardenさんの娘さんの名前で、このアルバムにもその名前を付けた曲を作曲して収録しています。
SUZUKIからMagic Gardenという14穴のクロマチック・ハーモニカが発売されていますが、Gardenさんが低音のG音までほしいという要望に応えてSUZUKIが開発したものです。香港大会のSUZUKIのブースに集まっている人達にはとても評判のよいハーモニカでした。私はまだ持っておりません。
このジャケットに書かれているハーモニカ、ちょっと気になって穴の数を数えたところ、なんと17穴、幻のハーモニカか!
香港大会で元気な姿を見せていましたが、1年前に比べて太っているのにびっくりしました。相変わらず気さくで、いろいろなテクニックをおしげなく教えてくれるのですが、こちらがそれを中々消化できないのがもどかしいです。
収録曲は
1.Secret of Lotus
2.Ballad for a Lonesome Cowboy
3.Scent of Lilac
4.Misty Morning
5.The Colours of Spring
6.Golden River
7.Alexandra II
8.The Lost Blue Whale
9.Aurora Borealis
10.Magnolias
11.Midnight Tango
12.The White Roses
です。
8.では、スライドの半押しのテクニックで鯨の鳴き声を表現していますが、半押しの音を聞いたのはこれが初めてでした。その後、Maria Wolfsbergerさんが曲の中で使っているのをCDで聞きましたし、香港大会の課題曲の中ではしっかり書かれていたため、自分でも吹くことになりました。合奏中に半音違いの音が出てくるともう気持ち悪い音としか聞こえませんが、このようにソロで効果音的に使われると、そんなにひどくないものだと最近は肯定的にとらえています。
コンサートが近いので、ときどきGardenさんのCDを聞いて、彼の音色、表現方法などを学びなおしています.